とりあえず、プラントマンに事情を聞こうと思う。









幸せ家族計画番外編 プラントマン












「ねぇ、何があったの?」

プラントマンの方へ近付くと、何となく原因が判った。









、おかえり。早かったね・・・見ての通り、かな・・・」

プラントマンの視線の先にはファイアマン達。

飲んでいるのは、お酒。













「誰が・・・・・・ってどうせファイアマンでしょ?」

「ふふ、当たり。一応、止めはしたんだけどね」







そんな彼の手にもカクテルらしきお酒。

彼らしく、グラスに入れて飲んでいる。







「・・・身体に異常は?」

「特に無いよ。一応電脳世界にもこんなモノが有るからね。

 けど、酔うというのは初めてかな・・・?」





そうは言っても彼の顔は少し紅いだけで。

きっとザルなんだろうな・・・









「言ってくれたら、買ってくるのに・・・」

みんなにはお小遣いをあげてるので、きっとそれを使ったんだろう。









「背徳感が良かったんじゃないかな・・・?」







さらっと恐い事を言う、プラントマン。

彼の言い回しは独特だ・・・







「ほら、こっちへおいで。君の分も取ってあるからね」







一人で飲むなんて寂しいから、

この頃飲んで無かったな・・・







「うん・・・貰うね。せっかくだし・・・」









貰おうと手を伸ばしたら、絡め取られた手。









「・・・っ!何を!!」







「少し痛んでるね・・・働き過ぎだよ、。家事だって何から何まで君がやってる。

 私達だって、手伝えるのに・・・」







悲しそうな、目。









「明日は休みだったね?」

「うん・・・そうだけど・・・」









「私が作っておいた薬が有るから、一日ゆっくり治すと良いよ。

 君の柔肌に、傷は似合わないから・・・」









なんですと。







「プラントマン・・・実は酔ってる?」

「さぁ、ね。あぁ、でも君という花には酔ってるかもしれないな・・・」









絶対、酔ってる。明らかに酔ってる。







「はいはい、判りました判りました〜。

 もう寝ましょうね〜・・・」







もう寝てもらおう。私の心が持たない。









「ふふ・・・一緒に寝るかい?」

「・・・・・・・・・おやすみ!!」







バタン!!







ドアを閉めて彼を追い出す。

そして他のみんなを解散させて、片付けをして。











彼なりの優しさは理解できるけど、恥ずかしすぎる。

これじゃ、まるで、まるで・・・・・・・・・













「あー!もう忘れる!!寝る!!」









少し紅い顔を隠す様に布団を被って、急いで寝た。















あとがき



いつも中途半端で終わってごめんなさい。偽者で済みません!!

本当にお世話になってます!!今回は相互有り難うございました!!

今回は、プラントの台詞が偽者&酔っぱらいです。あわわ・・・

番外編、という事で頑張って夢要素を増やしてはみたんですが・・・

御礼として書かせて頂いてるのに、こんな出来で済みません!(スライディング土下座)

これからもよろしくお願いします。本当に有り難うございました!